本が背中を押してくれた
いつから、どうして旅に出るようになったのかを思い出すと
外せない本がある。
背中を押してくれた1冊の本
それは、高橋歩さんの"WORLD JOURNEY"だ。
「世界一周しちゃえば?」
そんな言葉に疑問を持たないわけがなかった。
お金持ちじゃなくても、世界一周なんか出来るの?
他の人同様、私はこの本に簡単に背中を押された。
一気に読み終えた私は、数年後、旅に出た。
「行けなくなるかもしれない」
そしてもう1つ、理由があった。
出発1年前に病気をしたとき、自分でもビックリするほど泣いた。
旅に出られなくなると思ったら、子供のように嗚咽を漏らして泣いた自分に
驚いたと同時に、自分の気持ちの強さを再認識した。
私は本当に世界に出て、旅をしたいんだ。
やりたいからやる。
行きたいから行く。
自分に正直に。