恥ずかしい珍事件と、感謝の最後の晩餐
【世界一周166日目】
また休みを取ってくれたスイス人友達のステファニーと、
私のリクエストでやりたいことを実行!
しかし、まさかの悲しい現実を知ることになるとは・・
優雅な朝ごはん
ステファニーの友達の間でも人気なカフェで朝ごはんを食べた。
スイスに昔からあるとゆうovomaltineとゆう飲み物で
牛乳に溶かして飲むミロみたいなものらしい。
ビタミンとか栄養がたくさん入っているらしく子供の頃飲むらしいけど、
なぜか何も味がしなくてリアクションに困ってしまった(笑)
「ミューズリー」とだけ頼んだら、出てきたのがこの大きさ!
衝撃的な大きさだったけど美味しくて完食!
すごい腹持ちが良くて、この日にぴったりな朝ごはんだった。
湖の周りを爽やかにサイクリングしたい!
なんとなく私の中のスイスのイメージが
「爽やか」「美味しい空気」「ヘルシー」「大自然」だったので
ステファニーにサイクリングがしたいとリクエストした。
数日前にお邪魔したステファニーの実家に自転車が2台あるので
実現してくれることになった。
そして珍事件がおきた。
足が届かない!!!!!
サドルを1番低くしてギリギリ地面に足が着く。
ペダルを下まで漕ぐと足がピーンと伸びるくらいギリギリ!
身長163cmの私はギリギリなのに、
165cmのステファニーはサドルを下げなくても乗れる。
「日本人は欧米人より足が短いんだよー」と教えてあげたけど、
彼女から返ってきた言葉は、
「あなたがそんなに足が短いなんて知らなかったよ」
よし!頑張ろう!!
と思ったのも束の間、スタートしてすぐお尻が激痛。
なんならハンドルも遠くて腕もプルプル。
自分の体型に悲しくなったのは言うまでも無いこと(笑)
それに大して景色は期待通りの爽やかさ!
顔をきる風がとっても心地良くて鼻歌が出そう。
そんな余裕は本当は無いけど・・
いろんな家の近くにあるコレが何か聞いてみると、
「赤ちゃんが生まれたよー」とゆうサインらしい。
「この世界にようこそ!」とゆうのを世界中に知らせて、
皆で赤ちゃんを歓迎するためのもの。
なんて素敵で心温まるものなんだろう!!
すぐ近くにはステファニーが結婚式をあげると決めている教会があった。
まだ予定は無いらしいけど、
ここでこぢんまりとした結婚式を挙げるのが夢だと教えてくれた。
私の体に限界がきたのでランチ休憩。
スーパーで買ってきたハムやチーズをパンに挟んで食べ、
横になって音楽聴いたり本読んだり・・
幸せすぎる時間だった。
もう乗るにはお尻と腕が限界だったので(私のリクエストのくせに)、
ここからは真っ直ぐ彼女の実家に帰った。
あー足が長くなりたい・・
首都ベルン
1度帰ってシャワーを浴びてから、
スイスの首都ベルンに連れてってもらった。
首都らしく整然としている街並みで、
高級ブランドのお店とかもあってルツェルンとは違う雰囲気だった。
川沿いはとてものどかで、住宅街のようになっていた。
そこのほとりのレストランでステファニーと最後のご飯を食べた。
彼女の家に泊めてもらっていたからこの5日間毎日一緒にいて、
それが今日で最後だと思うとシンミリしてしまった。
ワーホリでたまたま同僚になって出会って、
4年ぶりに再会する私を快く受け入れてくれて。
世界中の友達に会いに行ける世界一周が出来る自分の人生が好き。
それを許してくれる家族や周りの人にも改めて感謝した時だった。
そしてステファニーが日本に来たら必ずもてなしてあげようと思った。
自分までお洒落に感じてしまうリヨンの街散策
【世界一周165日目】
1泊旅行のフランスなので早起きして観光へ!
何もかもがお洒落に見えてしまってニヤニヤが止まらない。
フランスマジックに簡単にかかった
ホステルの前の川沿いを歩き旧市街に向かった。
世界一周では晴れ女っぷりが全開で、
この日も雨予報だったのに快晴で絶好のお散歩日和だった。
地元の人に混ざって露店を見て回る。
どうして野菜を売っているだけなのにお洒落に見えてしまうんだ・・!
買っている地元の人さえ、映画の中の人のように見えた。
リヨンの旧市街は古い建物がとても可愛く、
路地裏散策が飽きることはなかった。
平日の早い時間だったから人がまばらだったけど
週末の夜だとお洒落な人がたくさん集まって賑やかなんだろうなぁ。
ずっと丘の上に見えていた教会が気になったので登ってみた。
ノートルダム・ド・フルヴィエール・バジリカ聖堂は、
リヨンの街のどこからも見えるシンボル的な存在の教会。
美しい・・!!
少し座っていたら隣にいた優しそうなおじいちゃんが話しかけてくれたけど、
全部フランス語で何も分からず・・
でもおじいちゃんの笑顔がこの教会の温かさとマッチしていて、
なぜか忘れられない。
丘の上にあるからリヨンの街を見下ろすことができた。
赤レンガ屋根の家を見るたびに言ってしまうことだけど、
私にとってこの風景ほど憧れる光景はないと思う。
散策が楽しくてお昼ご飯を食べ忘れていたので、
パン屋に入りフランスパンのサンドイッチを買って川辺で食べた。
本場で食べていたからかもしれないけど、
とにかく無言になるほど美味しかった。
パンの食感、野菜とドレッシングのバランス、そして3ユーロとゆう安さ、
お洒落な川沿いで食べるランチ・・
そんな風にフランスに見惚れていたら
駅に向かわないといけない時間が迫っていたので、
急いでホステルに戻って荷物を取り駅に向かった。
17時半の電車でジュネーヴに行き、
行きと同じように乗り換えてルツェルンに戻った。
昔はパリのようなメジャーなところを回ったけど、
今回初めてフランスの田舎に少し触れることができた気がした。
当たり前に1日じゃ足りなかったリヨン。
でも簡単にフランスマジックにかかって素敵な気分の旅行ができた。
簡単に電車で隣の国へ
【世界一周164日目】
ヨーロッパ旅行のいいところは、隣の国まで簡単に行けること。
内陸国スイスはチョイスがたくさん!
1泊でどこへ行こう?
電車で隣の国へ
ステファニーに相談したら
「フランスのリヨンに行ってみたら?」と勧めてくれたので、
パリしか行ったことのなかったし1泊で行くことにした。
リヨン行きの電車に乗るまで2時間くらいしかなかったので、急いで街歩き!
観光名所の1つカテドラルに行ってみた。
きらびやかな教会ではなく温かみのある場所。
ステンドグラスからの光も照明も優しい。
国連とか他の観光名所も行こうと思ったけど、
どこも結構離れていて時間が足りなそうだったので
近場をブラブラ歩くことにした。
ルツェルンより古く趣のある街並みに見える。
2時間とはあっとゆうま!
急いで駅に戻り、ジュネーヴからリヨンの往復チケットを買い
電車で国境を超えた。
世界一周15カ国目はフランス!
物価が高くノンビリしていられないヨーロッパなので、
1日だけど楽しもう!
五感でスイスを感じられた1日
【世界一周163日目】
スイス人の友達ステファニーの家に泊めてもらい、
彼女の友達も一緒に観光に連れてってもらった。
大自然の綺麗さに写真を撮る手が止まらない!
雄大な湖と山
ステファニーのガイドで駅の横にあるフェリー乗り場から出発!
フェリーに乗ってルツェルン湖へ。
頬を切る風がとても冷たいけど、空気がとても美味しい。
湖なので揺れることもなく、船酔いしやすい私も一安心!
湖の周りには家やホテルが建っていて、
お金持ちの人の別荘だったり高級リゾートホテルらしい。
1度でいいからこんなところに住んでみたいなぁ!
フェリーを降りて少し歩くと登山鉄道の駅があった。
ここから可愛い登山鉄道?トロッコ?に乗って
少し高い丘の上へ。
もうすでにここからの景色が「スイス」すぎて素敵!
最後はゴンドラに乗り換えてピラトゥス山の頂上を目指す。
そのゴンドラがすごい!!
ゴンドラの上に乗れる!
めっちゃ寒いし怖いけど、気持ちよさそうだった。
5月だけど雪化粧した山と、緑の濃さ、透き通った湖の青、
美しすぎる景色が目の前に広がっていて、
これが私がイメージするスイスの風景で、とても感動だった。
スカイダイビングが趣味の私はやってみたいと思ったけど、
笑ってしまうほど値段が高かった(笑)
ここでやったら最高に気持ちいいだろうなぁ。
お昼ご飯のあともさらに上に登ってみた。
人が群がっているところがあり覗いてみると、
見知らぬ小動物がキョトンと立っていた。
スイスあたりにしか生息していない動物らしく、見れてラッキー!
夕方前には下山して、ステファニーの実家へお邪魔した。
日本から来た私に興味津々らしく、夜ご飯をご馳走になることになっていた。
ステファニーの実家は結構田舎にあって、
家の大きさが映画のようなサイズ感だった。
お金持ちのお嬢様なのかと思ったらこの辺では普通と言っていたけど、
どう考えてもトイレのサイズが私の実家の部屋より大きい。
夜ご飯は大きな庭でチーズ料理を振る舞ってもらった。
1人ずつ小さな鉄板を渡されスイスチーズをおき、
その上にベーコンなど好きな具材をのせて溶かす。
その溶けたチーズを茹で野菜などにかけて食べる
冬の家族団欒の定番料理らしい。
とても濃厚で、でも重たすぎないからいくらでも食べられる!
そしてワインに合う!
チーズもガーリック風味やクセのある味など4種類あって
飽きることはなかった。
ステファニーの両親は英語がほとんど分からなかったので
ステファニーや弟に通訳してもらいながら話したけど、
現地の人と触れ合えて嬉しかった。
彼女のおかげで「THE スイス」な1日を満喫することができた。
さよならアイルランド
【世界一周162日目】
最高の再会を果たしたアイルランドだけど、もう次の国へ向かう日。
また再会出来ることを願って出発!
次に向かう国は・・
朝7時にも関わらず駅までお見送りしてくれる最高の2人。
彼らのおかげでアイルランドに来れた。
またいつか会おうね!!!!
数日前に来たダブリン空港から初めて乗るエアリンガス。
向かうのは世界一周14カ国目、スイス!!
人生2度目のスイスだけど、今回はまた再会したい人に会いに来た。
カナダで出会ったワーホリ仲間
その再会したい人は、カナダのワーホリ中に出会った。
2010年、バンクーバーオリンピックの時に
その時の同僚で私と同じく唯一の外国人がスイス人のステファニー。
同じ英語が母国語じゃない同士+同い年だったのもあり
すぐに仲良くなった。
それぞれ帰国後も連絡取っていて、
東日本大震災の時にはすぐに連絡をくれた心優しい子。
彼女もまた私の世界一周を知ると
「絶対スイス来て!物価高いから家泊まっていいから会いたい!」
と連絡をくれたので会いに来た。
ダブリンから3時間くらいでチューリッヒ空港に到着。
ここから彼女の住むルツェルンとゆう街に電車で向かった。
来た電車の大きさに驚きながら乗車。
そして1時間くらいの電車なのに3000円以上かかることにも驚き!
物価高い国続きで心が折れそうだった。
ステファニーとは「ルツェルンの駅で待ち合わせ」しか決めてなかったのに
引き合わせるかのようにスムーズに会うことが出来た。
変わらない彼女の笑顔とハグが一瞬で疲れを吹き飛ばしてくれた。
どこを切り取っても美しい街
車で迎えに来てくれていたので、
そのまま少しだけ観光に連れて行ってもらった。
どこを撮っても絵葉書のような風景で、
寒いんだけど空気も澄んでて美味しくて。
スタバでお茶をしているとステファニーの彼パトリックも友達と近くにいるから
4人でご飯を食べることになった。
こんな美しい景色を目の前にテラスでピザとワインとゆう幸せ・・
パトリックの友達は英語があまり話せなかったけど、
ステファニーが一生懸命に会話を繋いでくれた。
人との出会いが増える度に、世界一周に出て本当に良かったと思う。
ここから5日間、どんな綺麗な景色が待っているんだろう・・!
「昔」が残るアイルランドの田舎町
【世界一周161日目】
日帰り旅行に連れて行ってくれた。
一昨日ぶりの再会だけど、女子トークは止まらない!
「7つの教会の町」
ジョアンが連れて行ってくれたのは
日帰りツアーでも人気なグレンダロッホとゆう場所。
ダブリンからはバスで1時間半くらいだった。
まずはハイキングのような感じで山道を歩く。
ジョアンと高校時代の懐かし話や、今みんながどうしているかを話しながら
マイナスイオンたっぷりの道を歩いた。
世界一周に出てからとにかくこうゆう自然が好きになった。
いつか田舎暮らしをしてみたいと思うようにもなった。
昔からの村やお墓や教会などが保存状態が良いまま残っていて、
それを見に国内外から観光客が集まる。
約1500年の間に何度も移民から襲撃を受けたエリアだけど、
奇跡的に攻撃を免れたのが高さ33mのラウンドタワー。
アイルランドに現存するタワーで1番高いらしい!
8年ぶりの再会はこれでバイバイだったけど、
また絶対会いたいなーと思った。
世界中に会いたい人がいるって幸せなこと!
日本食をふるまう
帰りにダブリンのスーパーに寄って食材調達!
家に泊まらせてくれたシーナとジェレミーに日本食を作ろうと思った。
でもさすがアイルランド。
どれもこれも驚くほど高い!!!!
みりんなどは無かったけど肉じゃがと、魚も買って手巻き寿司をした。
なんで写真が残っていないかは謎なんだけど、
2人ともとっても喜んでくれて私まで幸せだった。
たった数日間遠い南米でたまたま出会った日本人を
社交辞令じゃなく本当に自分の家に呼んでくれて、
彼らには心の底から感謝している。
正直、アイルランドの物価を考えると高すぎて自分では来れなかった。
そしたらジョアンと再会することも出来なかった。
3人がいつか日本に来たら、精一杯もてなそうと決めた。
まだまだ寒い5月のアイルランド
【世界一周160日目】
この日はノープランだったけど、
泊まらせてもらっているシーナのおすすめで海沿いへ行ってみた。
歩きまくった日帰り散歩
シーナおすすめの海沿い散歩コースに行くために
DARTとゆう山手線のような電車に乗って1時間。
マラハイドとゆう街へ向かった。
この街自体もこぢんまりしていて可愛い。
童話に出てきそうな家がたくさんあった。
しばらく歩くと、海沿いに出た。
ここで夏はサイクリングしたりピクニックをしたりするらしいけど、
5月のアイルランドはまだまだ寒い・・
海風もあって体感は冬レベル!
それでもこの自然の感じが心地良くて、
音楽を聞きながらノンビリ歩いてみることにした。
ランニングしている人たちも笑顔で"Hi!"とか言ってくれるから
こっちも良い気分になっちゃう。
ここから隣町のポートマノックとゆう駅まで歩けると聞いていたけど、
一向に駅や線路らしき物が見当たらない。
(ちなみに地図を見たり出来ない理由は、
旅に出てすぐiPhoneを盗まれているので無いのでアナログ旅中)
庭の手入れをしているおじさんに聞いてみると
「ポートマノックの駅はまだ1マイル以上先だよ!」
でも私には1マイルがどれくらいの距離か分からず歩いてみることにした(笑)
のどかな住宅街や大きな小学校などを通り、
コーヒー片手に散歩すること約30分。
ポートマノック駅に到着!
海沿いのノンビリ散歩も含めて2時間くらい歩いていた。
ちなみに後から調べたら1マイルは約1.6kmらしく、
それなら歩くの大好きな私には全然歩ける距離だったことを知った。
特に大きな観光名所に行ったわけではないけど、
郊外をゆっくり散歩できてとても気分転換になった1日。
もう明日がアイルランド最後の日!