情報収集は、ガイドブックではなく
【世界一周5日目】
朝起きると、なんだかとても疲れていた。
「あれが見たい!」「あそこに行きたい!」のアドレナリンが
きっと爆発しすぎて、
体の疲れを取るのを忘れていた。
なので1日グータラ休むことにした。
同じ旅人から情報収集
ちょうど前日、同じ部屋に日本人の女の子が来た。
彼女はオアハカという
これから私が向かおうと考えている方面から来た子だった。
リアルタイムの情報交換
出発前は一生懸命ネットで情報収集したり
ガイドブックをPDF化したりしたけれど、
結局現地で会う旅人に聞く情報が1番有力だった。
「〇〇の行き方が安くて便利だったよ!」
「〇〇は絶対行っておくべき!」
「〇〇っていう宿めっちゃおすすめ!」
この彼女から聞いた話で私の旅の行き先が大きく変わった。
ローカルな食事を楽しむなら
夕方、旅5日目の私より大先輩の彼女が
「市場があるところの近くにはかなりの確率で
美味しくて安い食堂があるから行ってみよう!」
と言ってくれたので、部屋の子も誘って行ってみることに。
ガイドブックには”大衆食堂”としか書いてなかったけど、
行ってみるとローカルな食事処がたくさん集まっていた。
これは私だけだったら来なかっただろう。
彼女の経験だから見つけられた場所だと思った。
メニューを見せてもらいつつ決めたお店は
地元の人で賑わっていて、ほぼ満席だった。
ハマってしまう味
メキシコに来たら食べるべきと書いてあった
エンチラーダを頼んでみた。
トルティーヤの中にお肉や芋、玉ねぎなどが詰めてあって
その上にクリーミーな唐辛子のソースと山盛りチーズがかかっている。
辛いのが苦手だけどどうしても試してみたくて頼んだが、
やっぱり辛くて途中から罰ゲームのようになってしまった。
ピリッと辛さがくるものの、
その後のマイルドなソースとチーズの味で
なぜかやめられないクセになる美味しさだった。
3人で4品ほど頼んでも300円くらいだったから驚きだ。
そしてどれも美味しすぎた。
途中マリアッチ(メキシコ音楽を演奏する楽団)が来て
メキシコ人たちが踊り始めていた。
お腹を壊すリスクもあるけれど、
やっぱり私は地元の人たちが食べる物を食べるのが好きだった。
クリスマスはどこで過ごしてみよう。