さよならモロッコ
【世界一周149&150日目】
モロッコを出る日。
この日の目標は「行けるところまで移動する!」で、
どこまで行けるかはバスの繋がり方次第!
果たしてどこの都市に今晩泊まることになるか!?
完全に虜になったモロッコ
2週間くらいの予定が、約1ヶ月滞在したモロッコ。
どんどんモロッコの人と景色に魅了され
次から次へ都市を移動してぐるっと一周。
「世界三大ウザい国」なんて呼ばれちゃったりしてるけど、
私にとっては人間臭くて温かみを感じられる最高な国だった。
今日中にはフェリーターミナルのあるタンジェまで行きたいので
まずはエッサウィラのバスターミナル(A)からカサブランカ(B)へ向かった。
朝11時半に出て19時頃には到着。
タンジェのフェリーターミナルで一晩過ごそうと考えてたけど、
カサブランカからタンジェ(C)行きが夜行バスだったので
今日中に行くことは断念せざるをえなかった。
でもラッキーなことにバスターミナルのWifiが繋がったので
ブログを書いたりして時間を潰し、23時半に出発!
隣の席のおじさんがイビキも体臭も凄くて寝られず、
こっそり休憩後に空いてる席に移動したら
「俺の隣のアジア人の女の子がいなくなった!探さなきゃ!」
的な大騒動が起きてしまったのは今では笑い話。
翌朝5時頃にタンジェのバスターミナルに到着。
もちろんまだフェリーターミナル行きのチケットブースは開いてない。
周りで待っている人たちはモロッコ人の男性ばかりで
薄暗い中アジア人の私はジロジロ見られまくっていた。
ちょっと恐怖を感じていると、警備員のおじさんが話しかけてきて
「そこで待っていると危ないからこっちおいで」と
警備員室に私を入れてくれた。
タンジェのフェリーターミナル行きのバスを待っていると伝えると
チケット売りを呼んでくれて警備員室で買わせてくれた。
そのまま一緒にお菓子を食べながらバスを待ち、
バスが来ると荷物を積むところまで手伝ってくれて一言。
「またモロッコにきてね!」
こうゆう温かさがモロッコの良いところ。
涙が出そうなほど嬉しかったと同時に、
まだモロッコにいたいと心底思った。
大好きなPOMSとゆうリンゴジュースを飲みながらバスに揺られて数時間。
もちろん朝7時のフェリーターミナルもガラガラ。
カフェで時間を潰して10時発のフェリーで
スペインのアルヘシラスへ向かった。
モロッコ!また必ず来るね!!!大好き!!!
約1時間でスペインのアルヘシラスに着いたが
ここからは完全に未定!!
アルヘシラスは何も無さそうだったのでどこかの都市へ行きたくて
バスターミナルを教えてもらいまずは向かう。
スペインで怖い思いをしているので暗くなる前に着ける都市を探した。
何があったかとゆうと・・
15時半着のマラガ行きのバスが目に入った。
時間もちょうど良いし、良い噂を何度か聞いたことがあったので
マラガに行ってみることにした。
さっきまで乗っていたボロボロなバスと違い
綺麗な車両から見える綺麗な街並みに、
ヨーロッパに戻ってきたことをすごい感じた。
マラガ市内に着いて、もう疲れがピークだったので
そこらへんの良さそうなホステルに泊まることにした。
約36時間の移動でバス4本、フェリー1本!!
ヘトヘトだったけど、上手くバスが繋がってここまでこれたのは
とってもラッキーだった。
シャワーを浴びて少し街歩きしてみたけど、
ヨーロッパらしいとても綺麗な街!
と同時に、あのモロッコのウザさ?人懐こさ?が
とっても恋しいと思った夜だった。