日帰り旅行と、最果ての地
【世界一周128〜129日目】
リスボン郊外の観光地へお出かけ!
かなりハードな日帰りツアーだったけど楽しい1日だった。
でも前日は・・
旅疲れ?号泣した日・・
128日目だったこの日、大号泣した。
何か大きな事件があったとゆうわけではないんだけど、
たぶん心が疲れていたみたいだった。
ヨーロッパ入ってからなかなか上手くいかないことが多く、
さらにカメラを盗まれたけど誰か話して発散できる仲間もいなくて、
カメラを盗まれた事で毎日の緊張感は増して、
さらにちょっと差別的な扱いを受ける出来事もあり、
張ってた糸がちょっとの事でプチっと切れてしまい、
公園で急に涙が止まらなくなった。
「もう今日は何もしない!」と決めて、泣きたいだけ泣いて寝た。
甘いものが元気をくれる!
意外と疲れる長旅は体も心も無理は禁物!と痛感し、
朝起きてみると快晴だったので郊外へ出かけてみることにした。
ポルトガル名物といえばエッグタルト!
「パステル・デ・ナーダ」と呼ばれ、街中でよく見かける。
地元の人の出入りの多いお店に入って、
皆がしているようにエスプレッソと共にオーダーしてみた。
パステル・デ・ナーダをパクッと食べて、
エスプレッソをクイっと飲んで仕事に向かう人がたくさんいた。
確かに想像していたより甘いので、
コーヒーやカフェラテよりエスプレッソがとても合う。
前日の心身の疲れが取れて、また気持ちが新たになった!
電車でシントラ駅へ
リスボンのロシオ駅から電車に乗った。
リスボンの駅では1dayチケットか
Bihete Train & Busとゆうチケットがあった。
1dayチケットは6ユーロでリスボンの電車バスは乗り放題、
でもシントラ付近のバスは含まれない。
Bihete Train & Busは12ユーロで全てが乗り放題。
シントラのバスは1回3ユーロほどと高いので、
12ユーロのチケットを買うのがおすすめ。
かなり最新な電車に乗り1時間ほどでシントラ駅到着。
駅を出て左に進むと、観光客の集まる広場に出た。
ここらへんからペーナ宮殿までバスが出ているけど、
天気も良かったし歩いて登ることにした。
カラフルなペーナ宮殿
見かけた地図の記憶を頼りに登り坂を上がった。
ここを過ぎたあたりから道が分からなくなる・・
通りすがりの人に聞き「こっち」と言われた道は・・
え、本当に???
人もいないし車も通らないこの山道を、
鳥の鳴き声を聞きながら歩くこと30分。
やっとバスの通る道に出て、ペーナ宮殿にたどり着いた。
地図を見てみても山道は正解だったみたい。
いい散歩になったから良いけど、結構ハードな道のりだった。
外の公園だけ見れるチケットと宮殿内も見れるチケットがあり、
私は次に行く場所もあったので公園だけのチケットにした。
綺麗な花を横目に進むと宮殿が見えてきた。
ドイツ人の造ったこの宮殿は、色もカラフルで
様々な建築様式を取り入れている。
「変わった宮殿」なんて呼ばれたりしているそう。
まるでテーマパークみたいにも見える!
ここからは宮殿内の有料エリアになってしまい、
もっと外からも見れると思ったのに残念。。
帰りは山道は歩かず、バスでシントラ駅近くの広場へ。
シントラ名物のお菓子
ここシントラが発祥と言われているお菓子がある。
丸い手のひらサイズのケイジャータ。
チーズケーキと聞いていたけど、
チーズ風味がするだけでこってり甘いお菓子。
日本の焼き菓子に甘さを凄いプラスした感じだった。
もう1つがトラヴセイロ。
「枕」という意味通り、細長い形をしていて
サクサクのパイの中身は甘いアーモンドクリーム。
こちらもかなりこってり。
エッグタルトといい、結構甘い物好きな国なことがよく分かった!
シントラの広場には、この両方が食べらる名店があり
人が物凄い集まっている。
遠慮していると買えないほど混んでいるので、
ちょっと図々しく身を乗り出してみて。
可愛いお土産屋を抜けてシントラ駅に戻り、
そこから出ているバスに乗った。
ユーラシア大陸最西端の地
シントラ駅から向かったのは、
ユーラシア大陸の最西端と言われるロカ岬。
403番のバスで30分ほどで着いた。
声が聞こえないほどの強風!
歩くのも必死だった。
「ここに地果て 海始まる」
ポルトガルの詩人の詠んだ詩が刻まれていて、
ここが大陸の端っこなんだなぁと実感。
私も次に向かう先は、この海を渡ったアフリカ大陸。
来週にはあっち側にいるんだなぁ。
かなり駆け足の日帰り旅行だったけど大満足!
もっとゆっくり見るのであれば、朝イチに出るのがおすすめ。
それにしてもやっぱりポルトガル好きだなー!