カラフルなフォトジェニックスポット
【世界一周112日目】
カラフルな建物が可愛いと噂のエリアに、
この中南米で何度も再会している友達と行ってみた。
しかし、その帰り道に事件が!
気を引き締めなければ!と改めて思ったこと。
色とりどりなボカ地区
ブエノスアイレスを訪れた人が必ずと言っていいほど
観光で来るのがボカ地区。
ブエノスアイレス市内を走る152番のバスで30分ほど。
降りたところからも道なりに歩けば、カラフルな建物が見えてくる!
昔からアーティストの集まる街だったため
どんどんカラフルな街並みになっていったとか。
どこも色とりどりで、フォトジェニックな場所ばかり!
レストランやお土産屋ばかりなので歩いていても飽きない。
でも「観光客が多いとゆうことはスリも多い」と
宿の日本人オーナーに聞いていたので、
うっかり裏路地に入らないように気をつけていた。
写真撮っているとついつい夢中になって気付かないからね。
一通り写真を撮りまくって、
お昼何食べよっかー?ってレストランを覗いてみたけど、
どこも驚くほど観光客値段で手が出ない!
近くに軽食屋みたいなのがあったので寄ったら
アルゼンチンのB級グルメ「チョリパン」を見つけた。
なんだかとっても可愛いメニュー名な上に、
その名の通りパンにチョリソーを挟んだだけなんだけど
これがとっても美味しい!
ホットドッグとかより全然美味しい。
チョリソーの塩気がすごい強いんだけど、
シンプルなパンがいい脇役をしてくれていて最高だった。
アルゼンチンといえばタンゴ!!
ボカ地区ではいたるところにタンゴダンサーがいて
「一緒に写真撮ろうよー」と声をかけてくる。
もちろんまぁまぁ請求されるので撮らなかったけど、
女の人たちセクシーだったなぁ。
結局ここで少し見ただけで本物を見たくなり、
後日チケットを買ってタンゴショーを見に行くことにした。
本当にいた!〇〇強盗!
帰り道。
2人で並んで歩いていると、私の頬から左肩にかけて
何か液体がべちゃっと降ってきた。
室外機か何かの水だと思い頬を触ると、
緑の液体!しかもめーーっちゃクサイ!!!
友達が「背中も緑のかかってるよー」と教えてくれて、
振り返るとそこにティッシュを持った優しそうなおばちゃんがいた。
スペイン語だから分からないけど、
「これで拭いていいよ」的に差し出してきている。
これが例のケチャップ強盗か!!!
あまりにアルゼンチンで有名な手口なので、
来る前から聞いていたし宿の人にも気をつけるよう言われていた。
ケチャップ強盗とは・・
ケチャップやマヨネーズに何かクサイ物を混ぜた液体を
頭上や後ろからかけてくる。
それに気付くとティッシュなどを持った人(悪そうに見えないおばちゃんやお年寄り夫婦など)が近寄ってきて助けてくれる。
一緒に拭いたりしている間に仲間が荷物を盗む手口。
タクシーもグルになっていて「この辺は危ないからタクシーで宿まで帰りなさい」など言われ、乗るとタクシーでも金品を取られることもある。
知っていたからすぐに2人とも足早にその場を去ったけど、
ティッシュを差し出してきたおばちゃんはタクシーに乗り込んだ。
きっと私たちが乗せられる予定だったやつだろう。
宿に戻って鏡を見てみると
頭から腰の辺りまで緑のクサイ液がベットリ。
すぐにシャワー浴びて洗濯もして落ちたから良かったけど、
まさか噂の強盗がこんな普通にいるとは!
悲しいことではあるけど、
親切にしてくる人も1度は「大丈夫か?」って自問自答するべき。
アルゼンチンは最大限に気をつけて楽しもうと心に決めた。