島と島を結ぶ船は、想像以上に過酷だった
【世界一周73日目】
早起きしてサンタクルス島名物を見に行き、
午後はいよいよ通称「ゲロ船」と呼ばれる恐怖の船!
他の島へ行くにはこれしかないから頑張るしかない!
名物の魚市場
サンタクルス島で観光客が集まる場所の1つが、魚市場。
一見、普通の魚市場で地元の人も観光客も
新鮮な魚を買いに来ているけれど、
珍客が訪れて壮絶な争いを見れることで有名。
大量のペリカンが地上からも上空からも魚を狙っている。
そして、もはやお客さんのように並ぶアシカ。
むしろ人間よりしっかり並んでいるし。
外野もめげずに首を伸ばし、隙を狙っている。
全然めげないから、あまり近寄ると店員が本気で怒る。
それでも様子を見ては近付くアシカのしぶとさが
観光客の笑いを誘っていた。
街歩き
サンタクルス島の中心部は
お土産屋やカフェやレストランがまとまっていて歩きやすい。
各国で集めてバックパックに縫い付けているワッペンを買った。
国じゃないけどいっか。
ふと道端にイグアナとかいるから、ガラパゴスってすごい。
頑張って船を乗り切る!
とてもとても楽しみにしていたガラパゴスだけど、
とてもとても憂鬱だったのが島と島を結ぶ船。
もともと乗り物酔いしやすい体質だから、
常に長距離バスに乗るときも酔い止めを飲むほどで、
船は酔い止め飲んでも吐くことが多い。
そんなレベルの私が通称「ゲロ船」と呼ばれる移動に
耐えられるのか!?
毎日午前7時と午後2時の2便。
午前中は観光したかったので14時の便で向かった。
食事を抜いて、炭酸水を持って、酔い止めを飲んで、
エンジン近くの揺れにくい席を選んで、
音楽を聞きながら2時間弱。
万全な体勢だったけどガッツリ酔った。
吐いている人も多く、かなり覚悟が必要な船!!!!
満室!満席!
夕方にサンクリストバル島に着いたけど、
祝日だったからか目星をつけていたホステルはどこも満室。
たまたま道端で出会ったおばちゃんが泊まっている宿に
空き部屋があったので滑り込めた。
ホステルの名前も看板もなかったけど、
エアコン付きで15ドルなら問題ないレベル!
そして翌日のシュノーケリングツアーを探しに行くも
遅い時間だし、人気スポットのため満席ばかり。
なんとか残り2席のツアーを見つけて申し込んだ。
午前7時の船で移動していれば
ホステルもツアーも見つけやすいはず!
夜道に鳴り響く声
やっぱりどこも高い島のレストラン。
そんな中、たまたま見つけたLucky Restaurantで夜ご飯を食べた。
手ごろな値段でローカルフードを食べれておすすめ。
お腹いっぱいになり夜道を歩いていると、
どこからともなく聞こえてくる・・
「グゥーエェェェェェ」
「ウーグェーエェェェェェ」
サンクリストバル島は別名「アシカ島」とも呼ばれていて、
海側はどこを見てもアシカだらけ!
鳴き方もあんまり可愛くない上に、臭いが・・
さすがアシカ島。